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山梨県福祉保健部

都留か富士吉田に設置/小児医療検討委/県福祉保健部

2008/01/19 山梨建設新聞

 富士・東部地域小児救急医療検討委員会は17日、新年度に郡内地域へ設置を予定している小児初期救急医療センターの設置場所を、都留市と富士吉田市の2候補で検討に入った。

 建設候補地にあがったのは、都留市の旧市営寿団地跡地と、富士吉田市の富士北麓総合医療センターで、都留市に決定した場合はセンター施設を新設する。

 都留市の旧市営寿団地跡地(都留市つる3-750-4他)は、敷地面積1000㎡で、現在旧団地の解体作業に入っている。工期は来月末まで。

 一方、富士吉田市の富士北麓総合医療センター(富士吉田市緑ヶ丘2-7-21)は、敷地面積2219㎡。建物面積は1階部分が678・58㎡、2階部分が583・55㎡。1階または2階部分を改修し利用する。

 同委員会はこの2カ所を視察し、来月開かれる検討委の会議で設置場所を決定する。選定にあたっては、富士・東部の各地域からの交通の所要時間・距離、小児人口などのデータを参考に、両候補地を比較する。また、検討委は「設置場所の選定について政治的な思惑に左右されず、住民を第一に考えて進める」と説明した。

小児救急センター設置候補地 都留 旧市営寿団地000711.jpg

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