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工事発注形態を検討/造成工事など設計も/甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合

2008/01/24 山梨建設新聞

ごみ処理施設の建設に向け、甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合(宮島雅展管理者)は新年度、建設工事の発注形態の検討に入るとともに、造成工事の基本設計及び測量、水源確保の検討などを進める。このほか、平成18年度から21年度まで実施している環境アセスメント(環境影響評価)も継続して行う。 一方、余熱利用施設については住民から要望が挙がれば建設主体、設置費用などを今後県と協議していく考えだ。

 今年度は、環境アセスメントのほか、埋蔵文化調査、地質調査、地下水一次(電気探査)・二次(揚水)調査などを実施した。

笛吹市境川町寺尾地内に建設予定の処理施設は、現在甲府市が使用している、甲府市環境センターが老朽化し、使用期限も26年度までと迫っていることから、建設を進めているもの。当初は甲府・笛吹の2市で整備を予定していたが、一般廃棄物処理の広域化を考える県から、山梨・甲州の2市を加えた4市で行うことになった。27年4月の稼動を目指す。

 なお、ごみ処理施設基本計画他策定、環境影響評価、地下水二次調査(揚水試験)の3業務は日本技術開発。ごみ処理施設整備に係る測量業務基準点・地形は森田測量。ごみ分析業務は甲府タカヤマ環境計量がそれぞれ担当している。

 事業計画の概要は次のとおり(変更の可能性も有り)。

【事業の種類】

◆ 廃棄物処理施設の設置(ごみ処理施設の設置)

【事業実施予定区域】

◆ 約28h(県による最終処分場を含む)

【計画概要】

◆焼却溶融施設=焼却 約420t/日

◆リサイクル施設

 ◇処理=約140t/日(5時間)

 ◇保管のみ=約80t/日

【関連施設】

◆余熱利用施設・防災調整池等

【その他の事業】

◆県による産業及び一般廃棄物の最終処分場を予定

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