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県砂防課/土砂災害警戒区域等を指定

2008/01/26 群馬建設新聞

県砂防課は25日、土砂災害防止法に基づく土砂警戒区域等の指定について、中之条町上沢渡地区の87カ所の土砂災害警戒区域と85カ所の土砂災害特別警戒区域を。さらに、みなかみ町藤原地区の土砂災害警戒区域103カ所と100カ所の土砂災害特別警戒区域をそれぞれ指定した。

土砂災害警戒区域等の指定は、県内における土砂災害の発生するおそれのある危険箇所(7635カ所)について、砂防基礎調査結果に基づき、県民等の生命または、身体に危害が生ずるおそれのある範囲を明らかにし、特に家屋等の建築物に損壊が生じ、生命・身体に著しい危害が生ずるおそれのある区域への住宅等の新規立地の抑制、建築物の構造規制などのソフト対策を推進するためのもの。

一方、土砂災害特別警戒区域は、土砂災害警戒区域のうち、急傾斜地の崩壊などが発生した場合、建築物に損壊が生じ、住民の生命または、身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域で、一定の開発行為の制限および居室を有する建築物の構造の規制をすべき土地の区域を指す。

同課は、今後も引き続き、砂防基礎調査を実施し、各指定を推進していく考えだ。

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