(社)県建設業協会(岡部英男会長)と全日本漁港建設協会県支部(岡部英男支部長)は25日、「海上工事施工に関する講習会」を水戸市青柳町の県建設技術研修センターで開催した。協会員など約30人が参加し、関係法規や作業許可の申請について学んだ。
会に先立ち、全日本漁港建設協会県支部の小室善孝積算委員が「海上工事で事故が起こると、さまざまな人に迷惑を掛ける上、私たち自身も大きな犠牲を払わなければならない。今日の講習会を今後の工事に役立てていただきたい」とあいさつ。
講習会では、茨城海上保安部交通課の正木雅之主任航行援助管理官が「海上工事における関係法規」について、佐藤正哉航行援助管理官が「工事・作業許可の申請」について解説。参加者は、港則法の概要や許可申請の手続き、安全対策および水路業務第19条第1項に基づく通報などについて学んだ。
その後、横浜機動防除基地の玉城恵一防除措置官が、油防除のマネージメントサイクルなど「海洋汚泥防止」について話した。
【写真=①全日本漁港建設協会県支部の小室善孝積算委員②正木雅之主任航行援助管理官③佐藤正哉航行援助管理官④玉城恵一防除措置官⑤全景】