記事

事業者
新潟県五泉市

村松体育館に継続費15億/普建費は25億(12・9%増)/20年度の当初予算案

2008/02/29 新潟建設新聞

 五泉市(五十嵐基市長)は27日、新年度当初予算案の概要を発表した。注目の事業では、スポーツ活動の拠点施設として整備する(仮称)村松体育館建設事業に7億1635万8000円を計上したほか、継続費15億1100万円(20年度6億840万円、21年度9億260万円)を設定した。一般会計の総額は前年度当初予算比1・4%増の194億5000万円、普通建設事業費は同12・9%増の25億6957万4000円(内訳は補助事業13億8243万1000円、単独事業11億1867万3000円、県工事負担金684万7000円)となる。

 五泉市の当初予算については基本計画および集中改革プランの着実な実行に向け、より効率を考えた予算編成となった。

 主要事業および予算額をみると、小中学校改修等事業では、川東小学校校舎改築事業・給食施設整備事業に4億8447万円を配分、校舎の改築工事を推進する。新規事業では、五泉東小学校給食施設整備事業に570万円を計上して自校方式給食施設の実施設計を行うほか、村松東小学校大規模改造事業に1億7553万円、川内小学校大規模改造事業に4665万8000円を予算化して、屋内運動場の大規模改造工事を実施する。また、(仮称)村松体育館建設事業では、新規で7億1624万9000円を投入、新年度から2カ年の計画で同施設の建設整備に着手する。施設概要はRC造3階建て延べ5686・77㎡を想定。

 そのほかの新規事業として、オストメイト対応トイレ設置事業に245万7000円を充当、市役所障害者トイレを整備する。

 水道事業統合計画策定事業には1702万3000円を盛り込み、上水道・簡易水道・小規模水道事業の統合計画を策定。 排水池増設調査事業、水源増設調査事業では、3398万円を充て、配水池および水源増設を行うための測量・調査を実施する。

 また、河川工作物応急対策事業(早出川頭首工)に407万円、田園自然環境保全整備(別所地区)事業に424万8000円、道路バリアフリー化推進事業に450万円、市営住宅施設建設事業に430万円をそれぞれ配分する。


【写真=会見する五十嵐市長・27日、五泉市役所】


五泉市・20当初予算記者会見001233.jpg

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら