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神奈川県横浜市

三月に二路線の都市計画道路が開通/桂町戸塚遠藤線、鴨居上飯田線

2008/02/26 日本工業経済新聞(神奈川版)

 横浜市道路局が整備を進めてきた都市計画道路桂町戸塚遠藤線、同鴨居上飯田線の二路線がこのほど完成の運びとなり、三月二十五日にそれぞれ供用することが道路局から発表された。

 このうち桂町戸塚遠藤線は、栄区から戸塚区の小菅ヶ谷舞岡地区の九一〇㍍と戸塚区の上倉田地区の九九〇㍍が開通するもので、四車線で整備された。小菅ヶ谷舞岡地区が平成二年度から七十三億円、上倉田地区が昭和六十三年度から六十一億円を投じ整備を進めてきた。

 道路局では、開通により栄区と戸塚区が平成十七年度に開通した下永谷大船線を経由し幹線道路で結ぶばれることから、交通利便性が大きく向上。現在混雑している県道大船停車場矢部線の混雑緩和が期待するとともに、住宅地を抜け道として通過している交通が、桂町戸塚遠藤線に転換するため、通学路の安全性が向上などの整備効果を予測する。開通に先立ち三月二十三日には開通式典を催す。

 一方、鴨居上飯田線は、鴨居・鴨居第二地区と位置づけている緑区鴨居四丁目の鴨池大橋南側交差点から山下長津田線交差部付近までの五九〇㍍が完成する。昭和六十三年度から百九十三億円の予算をかけ整備を図ってきた。完成により都筑区と緑区の連絡がさらに強化されるとともに、県道青砥上星川線の交通混雑緩和や、地域の利便性の向上が図られ、歩行者の安全も確保されるとしてる。



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