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茨城県教育庁

「中高一貫」見送りへ/緑岡高校の併設型中学

2008/03/12 日本工業経済新聞(茨城版)

 県教育庁は、県立緑岡高校(水戸市笠原町)で計画している「併設型中学校」について、平成22年4月の開校を見送る方針であることを県議会に説明した。

 理由として①県の財政が悪化しており、募集定員80人の併設中学校の整備には多額の費用がかかるため、その費用対効果にさらに検討する必要がある②常磐大学が水戸市内に中等教育学校を今年4月に開校させる予定で、県央・県北地区の中高一貫教育の環境が計画当初に比べて変化している-ことを挙げている。

 緑岡高校への中学校の併設は、県立高校再編整備計画の後期実施計画(18年2月策定)に盛り込み、2学級分を計画していた。

 見送りについては、きょう12日に開かれる臨時教育委員会で協議する予定。

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