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県道52号を重点整備/県道508号との立体交差に着工

2008/03/11 日本工業経済新聞(神奈川版)

 相模原土木事務所は、さがみ縦貫道路の相模原ICへのアクセス道路となる県道52号(相模原町田)の改良工事を重点的に進める。

 県道46号(相模原茅ヶ崎)と交差する地点から相模原IC接続部までの延長一、一二〇㍍の区間について、現道二車線を四車線に拡幅する工事で、二〇年度では、県道508号(厚木城山)との立体交差工事と八瀬川近くの擁壁工などを実施する。

 県道508号をアンダーパスする立体交差工事は、二〇~二一年度の二年債務で行う。

 交通安全施設等整備として、国道467号(大和市下和田)において、一六年度から着手している歩道の拡幅工事を進める。事業延長九二〇㍍の区間について、二二年度中の完成をめざす。

 また、県道51号(町田厚木)の小田急相武台駅前から市民体育館までの四八〇㍍区間のバリアフリー事業として、二〇年度から歩道整備に着工する。

 道路災害防除事業として、県道46号(相模原茅ヶ崎)の法面工も二〇年度から新規着工する。県道46号については、上溝五丁目~七丁目の電線地中化事業も行う。

 道路関係ではこのほか、相模原二ッ塚線(相模原市松ヶ枝町~大和市下鶴間)の改良工なども予定されている。

 一方河川関係では、引地川の総合治水対策特定河川事業の一環として、実施している引地川水辺整備計画の中で、福田橋の架替上部工(PC造)と護岸工を実施するとともに、水辺の観察の場を整備し、自然豊かで安全な水辺づくりを進める。

 市街地再開発事業に対する補助も同事務所の特徴的事業で、二〇年度では、相模原駅北口B地区、相模大野西側地区及び大和駅東側第四地区の三地区の市街地再開発事業を補助する。



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