埼玉県スタジアム建設局は、埼玉スタジアム2002内の資料展示に伴う提案競技を5者に依頼、5月18日に提案書を提出した。今月中に1者を選定し、6月上旬に随意契約を締結する。
提案書を提出したのは、乃村工芸社、電通、トータルメディア開発研究所、丹青社と凸版印刷。
提案書は展示物の設計、制作、施工までを一括で請け負うためのもの。県は近く、サッカー関係者らとともに審査委員会を設置し、業者選定作業に着手する。
資料展示場所は、2階コンコース部分の柱のうち、約30本が対象。メーンスタンド側には、ショーケースを設置するほか、バック、サイドスタンド側にはパネルを展示する。
工事は本体完成予定の7月下旬から着手し、10月上旬に予定されているオープニングゲームに間に合わせる。
展示内容はW杯開催に向け、日本代表ユニフォームやシューズ、対戦国や同スタジアムでプレーする各国の代表メンバーや戦力情報などを展示する方針だ。