県労働商工部が計画するNHK非常用ラジオ放送所代替施設建設工事は、放送局舎建築、アンテナ、放送機器設備の3分離で5月下旬に発注する。このほど公表された工事発注見通しでは、入札方法が未定となっていたが、指名競争入札で執行する方針。工期はいずれも14年3月まで。
NHK非常用ラジオ放送所は、さいたま新産業拠点(SKIPシティ)建設地にある既存施設をさいたま市新開3丁目地内の敷地2・2haに移転するもの。
新施設規模は、放送局舎がRC造2階建て、延べ床面積219・14㎡。局舎には中波用10kw送信機などを設置。
また、アンテナは高さ134・685mの鉄塔で、四方をワイヤーで支えた直径60の円管鉄柱。
設計は久米設計(江東区)が担当。代替施設完成後、既存施設を撤去する。跡地は川口市が整備する都市計画道路上青木東西線ルートとなっている。