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神奈川県横浜市

資源循環局/二十年度事業

2008/04/16 日本工業経済新聞(神奈川版)

 横浜市のごみ処理行政を担当する資源循環局の二十年度事業は、南本牧ふ頭第五ブロック処分場整備促進、戸塚区品濃町の行政代執行手続きなどを進めるほか。焼却灰の有効活用に伴うPFI事業実施に向け環境影響評価手続きを進める。以下、概要は次のとおり。(単位千円)

 ▽焼却灰の有効活用

◇七五五、二二一

 ・焼却灰のセメント原料化PFI事業実施に向け、手続きを進めるとともに、環境影響評価を進める。また、民間施設での処理委託として、鶴見、旭工場から発生する焼却灰の一部及び旭工場の飛灰について、セメント原料化処理を実施するとともに、金沢工場灰溶融設備から発生する溶融飛灰の資源化を実施

 ▽焼却工場の改修等

◇七〇四、七八四

 ・長寿命化を図るため、保土ヶ谷工場の老朽化した設備の大規模補修

 ▽栄工場の焼却設備撤去・資源物ストックヤード整備

◇五六、六一四

 ・廃止した栄工場について、焼却設備撤去後の建屋部分の一部を資源物のストックヤードとして有効利用

 ▽南本牧ふ頭第五ブロック処分場の整備

◇五、三三三、〇二三

 ・引き続き地盤改良工事(港湾局予算計上)を進める。あわせて既設外周護岸等の負担金を支出

 ▽神明台処分地の整備

◇四五、九四七

 ・暫定利用施設として周辺住民に開放しているスポーツ施設のトイレ整備

 ▽戸塚区品濃町最終処分場対策

◇二五六、三五五

 ・行政代執行手続きを進めるとともに、技術委員会・検証委員会の検討結果を踏まえ、周辺の生活環境の支障を除去するため、改修工事に着手。二十年度は処分場内汚水の排水及び場内汚水による公共用水域等の汚染対策を行う




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