山梨県白根町は、昨年度からの繰越事業で13年度着工を予定する介護予防拠点施設の整備事業について、5月から功刀企画(白根町西野2959、電話055-283-0748)に業務を委託し、建築設計に着手しており、6月中旬~7月頃の工事入札の執行をメドに準備を進めている。
同事業は、介護を必要としない元気老人の育成や異世代間交流の拠点に位置付け、在家塚地内の保健センター隣接地に新たに介護予防拠点施設を建設するもの。昨年度の国の経済対策を受けて、町の3月補正で同事業(1億516万円)を計上、そのまま今年度に繰り越しを措置していた。
現在、設計作業と並行して、関係者の意見を取り入れながら施設の内容を詰めている段階。基本的な施設の構造は、木造平家建てで、延べ床面積約230㎡程度を予定。施設内には、大広間(約14~16畳程度を2部屋分)や、談話室(フローリング)を中心に、機能訓練室、調理室などの設置が考えられている。完成は11月頃を予定している。