JR内野駅周辺整備事業(西区)を計画している新潟市は、今年度に調査・計画やJRとの協議、都市計画決定(変更)などを予定している。当初予算には事業費500万円を計上した。順調に進めば平成25年度の供用開始を目指す。
これは、JR越後線の公共交通の利用を促進するため、南北自由通路や駅前広場の整備を進めるもので、市の交通バリアフリー計画では内野地区が重点地区として位置付けられている。
計画では、駅前広場を拡張し(約500㎡拡張し、1700㎡とする)、バス、一般車、歩行者などの適正な施設規模を確保するほか、駅舎を橋上化し、2階レベルで歩行者自由通路(L約25m、W約4m)を確保することで、南北の行き来を可能とする。また、エレベーター等を設置するなどバリアフリー化も図る方針だ。
順調に進めば、平成21年度はJR側と基本協定を締結した上で基本設計に着手し、22年度には施工協定と詳細設計を実施。整備工事は23年度と24年度の2カ年で行う見通しとなっている。
【写真=現在のJR内野駅前】