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湯川・高津戸発電所オーバーホール等を計画-7月中旬に湯川、9月中旬に高津戸を業者決定へ

2001/06/04 群馬建設新聞

 群馬県内26か所にある発電所の管理を手がけている県企業局発電課は13年度、湯川と高津戸発電所のオーバーホールなどを計画、7月中旬にも湯川を、9月中旬にも高津戸の施工業者を決める予定だ。

 専門的な工事となることから、製作メーカーとの随意契約となる可能性が高い。六合村小雨地内にある湯川発電所は、昭和40年12月9日から運転を開始。最大出力8、200kwのダム水路式発電形式となっている。13年度に行うオーバーホールは、10年間に一度のペースで実施しているもので、水車及び発電機の分解点検のほか、摩耗部品、消耗部品を交換する。

 固定子のコイル取替え、主変圧器の修繕、圧油装置の修繕、保護計電気の修繕なども合わせて実施する方針で、事業費2億500万円を投入する。

 一方の大間々町桐原地内にある高津戸発電所は、昭和48年6月30日から運転を開始。最大出力が5、300kwのダム式発電形式となっている。

 オーバーホールの内容は、湯川発電所と同様だが、このほか、固定子のコイル取り替え、知速機の一部部品の取り替え、計器用変成器の取り替えなどを行う計画で、事業費2億5、400万円を投じる。



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