高崎地区郷土緑化推進委員会は23日、県高崎合同庁舎で総会を開催した。
総会では高崎森林環境事務所の新井隆夫所長が事務局長として出席したほか、高崎市と安中市の関係各所から職員が出席、また烏川流域森林組合から東條正文専務理事、碓氷川森林組合から上原又樹代表理事組合長が出席した。
今回の総会では事業計画を決定。
今年度は募金運動促進、緑化整備事業、緑の少年団育成事業を進めていくこととされた。募金運動促進については、緑の募金運動を通じて緑化意識を啓発するとともに、その成果を還元し地域社会の緑化に寄与するため、街頭募金と緑化苗木配布会の実施など募金運動を実施していく方針で、29日には高崎市のふれあい広場と新町プロムナード両水駐車場で、5月10日には安中市の文化センター駐車場で予定。会場によって異なるが、ヤマモモやブルーベリー、ハナミズキなどの苗1070本の配布をする。
また緑化整備事業は、地域社会の緑化を促進するため市町村が行う公共施設などの緑化整備に必要な樹木を交付するもので、高崎市では、蘭津ふれあい公園でクルメツツジなど、白川東川岸でソメイヨシノなど、鳴沢湖管理棟でレンギョウなど、榛名神社自然歩道でイロハモミジなど、計440本の交付が予定されており、安中市では、碓氷川親水公園でマンサク、松南霊園でベニカナメモチ、安中市公民館でソメイヨシノ、市道岩25号線でレンゲツツジなど、土塩地区でソメイヨシノ、アプトの道外でヤマモミジの植栽など、計1130本の交付を実施する見込みだ。
また、緑の少年団育成事業については管内全小学校に設立されている緑の少年団の活動費を助成して、団員(生徒)の緑に親しみ、緑を愛する健全な心身の成長を支援する。