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国の内示受け執行へ/道路橋りょうなどの公共事業

2008/05/07 日本工業経済新聞(神奈川版)

 県は二日、国土交通省関東地方整備局から道路関係事業に係る国庫補助金の内示があったことを受け、道路橋りょう、街路整備など内示のあった公共事業を速やかに執行することを明らかにした。

 今回の内示額は八六億五、一〇〇万円で、内訳は、道路橋りょう費六一億三、一〇〇万円、街路整備費二四億六、四〇〇万円、区画整理事業費五、六〇〇万円。

 主な箇所として、道路橋りょうでは、県道510号津久井広域道路、県道711号酒匂川2号橋、国道413号(相原~橋本)など、また、街路整備では、都計道路丸子中山茅ヶ崎線(大和市上和田)、都計道路安浦下浦線(横須賀市野比~長沢)などが挙げられており、合計六〇箇所の整備が行われることになる。

 なお、執行保留となっている緊急地方道整備事業(二〇年度当初予算額一〇五億八、五〇〇万円)については、道路整備費財源特例法改正案が成立していないことから、県では、同改正案が成立するまでは執行保留を続ける。

 県は、今回内示のあった六〇箇所の公表については、緊急地方道整備事業の執行が可能になった段階で、合わせて行うとしている。



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