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松里中耐震補強工7月着工へ/全78件を計画/平成20年度工事発注及び委託業務予定

2008/05/09 山梨建設新聞

甲州市は、平成20年度工事発注及び委託業務予定(250万円以上で指名競争)を公表した。

昨年4月の同発注計画に比べ8件少ない78件が対象。課別では、総務課1件、子育て対策課1件、観光課7件、農林商工課3件、農業土木課5件、建設課(市単独・道路維持・補助・河川ほか)29件、都市整備課13件、教育総務課2件、生涯学習課(図書館)1件、水道課(上水道・簡易水道)16件を挙げている。主なものとして、松里中学校耐震補強工事、宮光園整備工事を盛り込んだ。

 このうち、松里中学校耐震補強工事は鉄骨ブレースによる6カ所(1階に3カ所・2階に2カ所・3階に1カ所)と、校舎北側の柱を袖壁で補強する。塩山小屋敷地内にある校舎は、RC造3階建てで、延べ床面積1255㎡の規模。昭和48年に建設された施設で老朽化が進んでいる。設計は昨年6月、永田設計(甲州市)へ委託し、同年11月末に納期されている。同工事の入札は、5月から6月頃に行い、7月中旬頃(夏季休暇中)から着工する。また、同中学校では東棟屋上防水工事も併せて実施。延べ284㎡を床シート防水(260㎡床・立ち上がり高圧洗浄、モルタル塗り)する考え。

 宮光園整備工事(旧宮崎葡萄酒醸造施設)は、木造瓦葺き2階建て、延べ445・67㎡の主屋修復を行う。第2四半期に発注する予定。同施設は下岩崎地区のワインメーカー「メルシャンワイン」の南に隣接する建物。明治に宮崎醸造場として使用されており、ワイン醸造の草創期に使用された機器や資料などを保存、現在にその歴史をとどめる遺構。明治20年代に建築され、明治、大正、昭和と改築工事を施してきたが、傷みが激しいことから本格的な修復に入る。敷地は東西の小道を隔てて主屋および第一醸造所がある北地区(7000㎡)と第二醸造所(現在メルシャン葡萄酒資料館)がある南地区(1万㎡)に分けられており、昭和30年まで葡萄酒醸造を行っていた工場、ワイン貯蔵庫、住宅兼事務所などが残されている。昨年10月には、宮光園主屋保存修復実施設計をアルケドアティス(甲州市)、同地質調査を萩原ボーリング(甲府市)へそれぞれ委託済みだ。

 このほか、主な工事として鉄道遺産記念公園園路・植栽工事(第3四半期)、同公園北区域歩道橋上部工事(第3四半期)、同公園北区域園路・植栽工事(第3四半期)や、鳥獣害防護柵嵩上げ工事(第3四半期)、鳥獣害防護柵設置工事(第3四半期)を予定している。


【写真=耐震補強する松里中学校】

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