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技術レベルの向上を/小泉会長ら続投決定/新潟市道路保全協会

2008/05/24 新潟建設新聞

 新潟市道路保全協会(小泉昶吉会長)の平成20年度第3回通常総会が22日、新潟市内で開催され、任期満了に伴う役員改選を含む6議案を審議、すべての議案とも満場一致で可決した。

 新しい役員には、小泉会長(北越ロードサービス㈱)をはじめ、若林薫副会長(㈱新潟日栄)、津原修助監事(新交ロード㈱)が続投する一方、小林延男副会長(㈱レックス)と平川裕監事(㈱平和)が退任した。 

 議事進行に先立ち小泉会長が、挨拶。これまでの協会運営を踏まえた上で、これからの協会について、「様々なセミナーや勉強会、更には発注者との意見交換を通じて、我々の技術レベルを向上させる組織である」とし、今後も協力体制を呼びかけた。

 引き続き、平成19年度の事業報告では、平成19年6月21日に新潟市と災害時における応急対策に関する応援協定を締結のほか、新潟市職員と区画線の勉強会を実施したことなどを報告。平成20年度の事業活動は、新潟市より災害支援要請があった場合、協会員相互の連絡網の整備を行い十分な対応が出来る体制の確認をはじめ、6月中旬に各部会を開催し、3月に決定した活動方針を確認することや、新潟市各区役所・地域事務所に対する広報活動、新潟市の土木職員と道路保全に関する勉強会の開催などを計画した。

 また、今総会では、新規会員も承認され、㈲新潟保全サービスが正会員に、燕振興工業㈱と積水樹脂㈱新潟営業所-の2社が、賛助会員として、それぞれ紹介された。

 休憩を挟んで行われた懇親会で、新潟市土木部の惣賀宣幸部長は、昨年度発生の中越沖地震や中国・四川大地震など頻発する災害の中、同協会が新潟市と災害協定を締結したことに対し、深く感謝の意を表した。さらに、昨年度に引き続き国や県から道路維持管理が移管されることを踏まえ、これまでと同様、協力を求めた。


【写真=20年度事業活動など決定・22日、新潟グランドホテル】

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