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茨城県警備業協会

島村宏会長が功労者表彰/警察庁長官連名表彰

2008/06/06 日本工業経済新聞(茨城版)

 全国警備業協会通常総会(5月21日、東京)で、(社)県警備業協会の島村宏会長が、警備業功労者表彰(警察庁長官連名表彰)を受賞した。会の創立以来、初の受賞となる。式当日は吉村博人警察庁長官から島村会長に表彰状が手渡された。

 

 この賞は、警備業の健全な発展と業界の指導者育成に尽力し、警備業務の実施の適正に務めて顕著な業績をあげた功労を、警察庁長官と(社)全国警備業協会が称えるもの。茨城のほか、東京、埼玉、長野、大阪と全国5カ所の警備業協会長が受賞。

 今回の受賞について島村会長は「昭和46年に県内12社で連絡協議会を設立して以降、40年の歴史の中で、先輩方が永年、警備業界の発展に尽力された功労に対する賞。私が頂いたというより茨城県警備業協会が認められたということだと思います」。

 島村会長は、昭和15年1月11日生まれの68歳。㈱日警の代表取締役。

 平成元年に会長に就任して以降、役員を19年10カ月(うち会長9年10カ月)を歴任。平成18年には全国警備業協会労務委員に就任、現在に至る。平成17年に全国警備業協会長賞を受賞。

 県警本部と災害警備支援協定、犯人逮捕協力での覚書を締結したほか、警備員指導教育責任者講習の受託や特例措置講習、県警から「110番の日」の広報支援功労を受賞するなど、業界発展への多大な貢献が評価された。

 「昨今、警察の補完業務としての警備業がクローズアップされております。今後は生活安全産業として警備員一人ひとりの資質を上げ、レベルの高い警備業務・警備業者として、地域の信頼を獲得することを目指していきたいと思っております」。


【写真=(上から)受賞の喜びと抱負を語る島村会長、警察庁長官から表彰を受けた】

受賞の喜びを語る島村協会長004882.JPG 吉村警察庁長官から表彰される島村会長004883.jpg

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