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7月ごろ着工へ/つくばインターナショナルスクール新設

2008/06/19 日本工業経済新聞(茨城版)

 つくばグローバルアカデミー(設立発起人会代表者・加納正康氏)の計画する(仮)つくばインターナショナルスクール(つくば市上郷)が、7月にも着工されるもようだ。W造2階建て延床面積1024㎡のログハウス風校舎を計画。景観と調和するフィンランドログハウス風の施設とする。総定員は160人(入学定員16人)。来年4月の開設を目指す。


 建設予定地は、つくば市上郷地内で、開発調整区域の建物敷地面積2051㎡。

 設計については、ログハウス公共建築に実績のある㈱ビックボックス(栃木県)と、民間や公共の建築設計を手掛ける㈱相澤建築設計事務所(つくば市)が共同で作業を担当。

 それによると、校舎の規模はW造2階建て延床面積1024㎡。自然豊かな景観と調和するフィンランドログハウス風の施設となる。

 総定員は160人。初回の入学定員を16人とし、小学校1年生から5年生まで80人を教える。その後、インターナショナルスクールの特性を生かして高校生まで教育する方針。

 ことし3月には、県私立学校審議会が学校設置計画を承認。現在は、つくば市と開発の事前協議を進めている。今月28日の市開発審議会に諮られる予定で、これを経て7月にも着工される見通し。

 学校法人化については、ことし7月末の届け出、10月ごろの審議会を経て、認可を目指していく。

 つくばインターナショナルスクールは、つくば市で最も古い国際スクールとして、米国人宣教師ティモシー・ボイル氏が15年前に設立。

 市内の外国人研究者や留学生の子どもたちが学ぶ場として、母国の教員資格を持つ先生とカリキュラムに定評があったが、ボイル氏が関西へ異動。

 これを機に、行政認可の国際スクールとして加納氏が設立・運営を進めていくこととなった。



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