日本下水道事業団は23日、「長野市運動公園雨水調整池建設工事」の一般競争入札（総合評価）を公告した。参加条件は県内に営業所を有する土木Ａ級企業と長野市内に本店がある土木ＢまたはＣ級企業で構成した２社ＪＶ。申請期限は７月７日、入札は８月５日に行う。

　運動公園内には現在、貯水量6000立方ｍの雨水調整池（平成６年度建設）があり、市は最終的に同地内で総貯水量４万立方ｍを確保する考え。今回発注する調整池は貯水量２万2000立方ｍで、アクアウイング東側のグラウンドの地下に建設する。設計担当は中日本建設コンサルタント（愛知県名古屋市）。

　工事内容は雨水調整池、放流渠、既設調整池補修、支障物撤去に係る土木工事で、工期は22年10月29日。なお、本工事は特別重点調査の試行対象。また、１回目の入札で調査基準価格を下回る入札があった場合には、すべての入札者に工事費内訳書の提出を求める。