記事

事業者
千葉県県土整備部

ティーエルロジコムの倉庫を許可/県開発審査会 野田市に3階建て延べ2.7万㎡

2008/06/23 日刊建設タイムズ

このほど開かれた県開発審査会で、野田市長から諮問のあった、㈱ティーエルロジコム(東京都墨田区大平4-1-3、鎌田正彦社長)の流通業務施設(倉庫)に対する開発許可案件が承認された。同社は、国道16号沿道にS造3階建て延べ2万7156.45㎡(建築面積1万279.95㎡)の倉庫を整備する。

 開発行為の区域は野田市吉春字溜下722番2他31筆で、東武野田線清水公園駅から東へ約1.3㎞の距離にある。開発区域の面積は1万8358.67㎡。地目は宅地、畑、田、山林、雑種地など。倉庫の面積構成は、1階が8438.25㎡、2階が8438.25㎡、3階が8438.25㎡で、総延べ面積2万7156.45㎡。

 土地利用計画は、建物S造3階建て1万279.95㎡(構成比56.00%)、緑地1885.82㎡(同10.27%、緑地率10%以上)、同550.76㎡(同3.00%、開発面積の3%)、付替水路877.19㎡(同4.78%、水路幅3.43㎡)、セットバック道路34.88㎡(同0.19%、9m拡幅部分)、駐車場85.15㎡(同0.46%、マイクロバス4台・来客用9台)、駐輪場9.18㎡(同0.05%、自転車10台)、車路5164.14㎡(同28.13%)、建築敷地外部分22.36㎡(同0.12%)。

 給排水計画は、U字側溝がコンクリート蓋・グレーチング蓋交互、集水桝が細目グレーチング蓋、雨水管が塩ビVUφ350㎜、横断側溝が細目グレーチング蓋。汚水管は塩ビVUφ150㎜、浄化槽は合併式浄化槽で200人槽を予定。給水管は引き込み管φ75㎜、受水槽の容量は15t、防火水槽は容量40t2基を設置。調整槽の容量は2704.68t。水路は既存水路幅が4.90mで、付替水路幅が3.43mのボックスカルバート。

 このほか、審査会には包括案件として、県印旛地域整備センター所長から諮問のあった林億貿易㈱の管理棟、県成田整備事務所所長から諮問のあった富里南平台自治会の集会所、野田市長から諮問のあった宗教法人金龍院の管理棟の3件も許可された。

 富里南平台自治会の集会所は、富里市新橋字薬師岳772番17、七栄字新囲25番32の一部の敷地12904.95㎡内にS造平屋建て延べ約307.95㎡(建築面積302.78㎡)の施設を整備する。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら