14年度が最終年度となっている広域営農団地農道整備事業赤城南麓2期地区で群馬県中部農業総合事務所農村整備部は、二本木川橋梁と荒砥川橋梁の下部工をそれぞれ8月をメドに発注する方針で、3月頃の完成を目指している。
同事業には、13年度の当初として1億6、000万円が割当られている。宮城村三夜沢地先に築造される二本木川橋梁は、橋長99m、全幅7m(車道片側3・5m)のポストテンション方式3径間連結PCコンポ桁橋。橋面はアスファルト舗装厚t=80mm、コンクリート床版厚t=170mmで仕上げる。
今回着手するのは、下部工の逆T式橋台2基と橋脚2基で、基礎は深礎杭φ2、500を8本、取付道路154mの整備。約9か月間の工期を想定。設計はサンコーコンサルタント(東京都中央区日本橋室町2-1-1、電話03-3683-7111)が担当している。
一方の同村苗ケ島地先に架設せれる荒砥川橋梁は、橋長44m、全幅7m(車道片側3・5m)の単純非合成I桁橋。橋面はアスファルト舗装厚t=80mm、コンクリート床版厚t=220mm。今回工事の対象となっているのは、逆T式橋台を2基で、基礎は場所打杭φ1、000×9、000を6本としている。取付道路66mの下部工整備。工期は約7か月間を見込んでいる。
工事に先立つ設計は、上武測量設計(前橋市朝倉町3-12-6、電話027-263-2782)が手がけている。なお、この2橋の上部工は、14年度早々にも発注する考えで、同年度中の完成を目指している。