埼玉県川越市は、川越工業団地拡張整備基礎調査業務を、あさひ銀総合研究所(中央区)に334万円で委託した。今回の業務では、拡張による地域の発展性や企業の動向などを調査。結果をもとに開発主体や手法など方向性を検討していく。
同団地は、市北東部の芳野台地内71・6haが対象。昭和48-56年にかけて県企業局が着手し、現在約120社が進出している。
拡張に向けては、地区周辺の地権者約190人が秩序ある開発を目的とした協議会を設立。12年末に協議会や工業団地サイドから市へ拡張に対する要望が出されていた。これを受け、基礎調査を実施し、事業化に対する判断材料とする。