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国土交通省

TEC-FORCE活動状況/岩手・宮城内陸地震から1か月

2008/07/15 本社配信

 国土交通省は、6月14日に発生した平成20年度岩手・宮城内陸地震から1か月が経過したことを受けて、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)の活動状況をまとめた。7月10日までで派遣規模は、延べ502台・日、1,376人・日に上っている。

 被災当日の14日から派遣し、被災箇所調査や復旧工法の指導、二次災害の予防対策などを実施した。機械は照明車、橋梁点検車、衛星通信車など。また本省や研究機関などの職員25人からなる緊急調査団を編成。被害の概況を把握し、支援体制の強化を図った。

 緊急災害対策派遣隊は、平成20年度に創設された。これまでの国による緊急支援は、その都度体制をとって対応していたが、あらかじめTEC-FORCE隊員として指名。事前に人員・資機材の派遣体制を整備し、迅速な活動実施を目的にしている。

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