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埼玉県北川辺町

新古河駅周辺地区都市計画基本構想を9月ごろ委託

2001/06/21 埼玉建設新聞

 埼玉県北川辺町は、東武日光線柳生駅、新古河駅周辺地区の都市計画基本構想を9月ごろ委託する。調査対象面積は30~40ha。両駅周辺では土地区画整理事業が構想されていることから、今回の業務は今年度に予定している地元説明会用の資料作成となる。

 柳生・新古河両駅周辺整備構想は、平成24年度を目標とする第3次総合振興計画(平成10年度スタート)でシンボル事業に位置付けられている。まちづくりは土地区画整理事業を導入して、市街化調整区域から市街化区域用途を変更、駅周辺の活性化を図るもの。

 今年度は、地元住民への説明会を実施し、合意形成を図る。事業主体は町もしくは組合の設立が考えられている。

 柳生駅周辺は、埼玉国体ヨット会場への最短距離にあることから、会場となる渡良瀬遊水池(谷中湖)へのアクセス道路拡充、東武鉄道との協議による駅舎・駅前広場の整備が振興計画で掲げられている。

 一方、新古河駅周辺は、東口広場の修景・整備が盛り込まれている。

 委託費は当初予算に630万円を計上した。



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