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設備コースの生徒/就業体験を学習/新潟企業等で2日間

2008/07/18 新潟建設新聞

 県立新潟工業高等学校の建築科建築設備コースの生徒が、16~17日の2日間、就業体験学習(インターンシップ)で、学生生活では経験出来ない有意義な時を過ごした-。

 受け入れは、※社新潟県空調衛生工事業協会の新潟企業㈱、㈱新潟日立、㈱ナカムラの3企業で、各社5~6人の生徒が参加した。

 新潟企業㈱では、男子5人、女子1人の6人が就業を体験。工事部の丸山信男部長が、会社内容について、上・下水道用資材、農業用水道用資材等を取り扱う販売部門と、上下水道ガス工事、空気調和・給排水衛生設備工事、水処理工事、ポンプ設備工事等の工事部門で、構成されていることを説明。併せて、同社がこれまで手がけた施設も紹介され、実際の現場で多くのものを感じて欲しいと、期待を寄せた。

 場所を移動して、丸山部長が、10年程前に空調設備を担当した新潟ふれ愛プラザを見学。同施設は、障害者の交流機能を持ち、社会活動への促進を図るために建設。県が初めて、内燃機関、外燃機関等の排熱を利用して動力・温熱・冷熱を取り出し、総合エネルギー効率を高める、新しいエネルギー供給システムのひとつであるコジェネレーションを採用した施設であるとともに、当時では最先端の多種多様な設備を導入している。

 機械室では、空調の主電源、熱交換システム、ダクト用の換気扇などのほか、障害者に対する設備的配慮などについて、分かり易く解説。翌2日目は、加茂郷および大正川の排水機場を見学、排水ポンプ設備などを学んだ。


【写真=機能を説明する丸山部長・16日、新潟ふれ愛プラザ】


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