群馬県土木部は6月21日、平成13年度通年の補助公共と地方特定道路整備事業の箇所をまとめ、発表した。それによると、補助公共は587億9、384万円を投じ476か所の整備を促進し、一方の地方特定道路整備では91か所へ66億9、379万円が投入される。すでに発表となっている県単独公共事業の上半期分1、064か所を含めた総箇所数は1、631か所となっており、上半期に4年連続となる80%程度の執行方針を打ち出していることから、今後活発な工事発注が行われる見通しだ。
県の新たな総合計画「21世紀プラン」が13年度からスタートしたことから土木部では、このプランを視野に入れ、公共事業の効果的・効率的推進に努めることを基本方針に、県土の根幹をなすような大規模なものから地域生活に密着したものまで幅広く事業の展開を図る。
各課の施策の基本方針は、道路建設課が安全で活力に満ちた社会・経済・生活を実現するため、平成10年度からスタートした国の新道路整備5箇年計画を踏まえて①幹線交通乗り入れ30分構想の実現②魅力あふれるまちづくり・地域づくりの支援③人・自然に配慮したみちづくり--の3項目の方針に基づき、道路整備を重点的かつ効率的に進める。
道路維持課では、補助公共事業で、県が管理する国・県道の適正な維持管理を行うため、計画的に事業の促進を図る方針で、舗装補修、自転車歩行者の整備、交差点改良、電線共同溝の整備、山間部における落石防止施設及び冬期の交通確保のための道路除雪、雪寒対策事業などに取り組む。
河川課では、平成10、11年と連続して豪雨や台風により大きな災害を被ったことから、こうした洪水から県民生活を守り、安全で活力ある県土を作るため、引き続き国の第9次治水事業7箇年計画を踏まえ、河川改修、ダム建設などを推進する。また、県民ニーズを反映したうるおいとやすらぎのある川づくりを実施する。
砂防課では、砂防法に基づき山地や渓流の砂防指定地において、土砂崩壊や土砂流出を防止するための砂防ダム工、床固工、護岸工などを行い、
都市施設課が、快適で活力ある都市づくりのための街路事業、都市の災害に対する安全の確保、活力ある長寿・福祉社会の形成などのほか、広域レクレーション活動など県民の多様なニーズに対応するための公園事業を促進する方針だ。
なお、土木部がこれまでに発表している県単独事業箇所を合わせた出先事務所別の箇所数は、前橋142か所、高崎150か所、渋川111か所、藤岡144か所、富岡154か所、安中92か所、中之条162か所、沼田169か所、伊勢崎113か所、太田96か所、桐生86か所、館林116か所、倉渕2か所、増田川1か所、都市公園38か所、県央流域12か所、東毛流域25か所、八ッ場ダム18か所。13年度に入札適正化法が施行され、6月4日から発表されている発注見通し箇所数が、前橋46か所、高崎65か所、渋川34か所、藤岡35か所、富岡35か所、安中23か所、中之条28か所、沼田73か所、伊勢崎46か所、太田33か所、桐生42か所、館林26か所、都市公園6か所、県央流域15か所、東毛流域26か所、八ッ場ダム20か所となっている。これはある程度箇所が決定したものの、工事概要、発注時期などが固まっていない状態のため、発注の見通しが立たない。
















