県県土整備部道路整備課は、東関東自動車道の「(仮称)酒々井インターチェンジ整備事業」で今年度、インターの本体工事に着工する。現在、東日本高速道路㈱と印旛郡酒々井町と細目協定の締結に向けた協議を進めるとともに、印旛地域整備センターが鳥類の希少種などを調査している。また、成田空港へのパイプラインについてNAAと協定を締結するため、この協議も行っており、これらが整った後、工事に着工する。今年度の事業費は総額約23億円(用地費込み)を見込む。インターの詳細設計は建設技術研究所(本社:東京都中央区日本橋本町4-9-11)が担当。
パイプラインは、成田空港へ燃料を輸送するための管が事業場所に埋設されている。このため、この防護工事が必要となる。工事はNAAと協定を締結し、同社に委託する計画で、手法としては防護・補強工事のほか迂回させる方法も検討している。また、予定地付近に民間のゴルフ練習場があり、この飛球がインターに飛び込む可能性がある。このため昨年度で、防球ネットなど防護策を検討する「酒々井IC飛球防護施設検討業務」を行った。業務は建設企画コンサルタント(東京都新宿区高田馬場3-23-1)が担当。
このほか同事業では昨年度、アクセス道路にかかる橋梁、ランプ橋の詳細設計を実施した。ランプ橋の詳細設計は東日本高速道路㈱に委託した。アクセス道路は都計道3・3・28号墨七栄線で、国道296号に接続する。橋梁の延長は約90m、幅員が約3.25m×2。また、ランプ橋はIC本線に架かるもので、延長約60m、幅員約3.25m×2。料金所からICへ向かう途中の1橋は延長約37mの計画。
一方、地元の印旛郡酒々井町は、IC周辺をまちづくり交付金事業として整備する計画で、06年度で地区の認定を受けた。同事業では、ICアクセス道路、尾上飯積線、町道02-012号線、町道3B-027号線、排水路整備、中川流域防災事業などを実施する。
このうち、ICアクセス道路及び道路関連構造物の詳細設計を完了。設計は和合建設コンサルタント(千葉市中央区末広1-1-4)が担当。アクセス道路は、国道296号線と主要地方道富里酒々井線を連結する道路を整備する。延長は約530mで、幅員は19.5m・26.5m。構造物は町道2か所と高崎川を横断する門型のボックスを整備する。
同ICの建設予定地は、東関道佐倉ICと富里ICの中間で、印旛郡酒々井町尾上地先。東関道佐倉IC及び富里ICの混雑緩和や住民生活の利便性向上、地域経済の活性化などに重要な役割を担う施設として計画。IC設置予定地周辺では、都市再生機構が「(仮称)酒々井南部地区土地区画整理事業」を計画している。インターの形式はトランペット型を予定。
















