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(社)長野県建設業協会木曽支部

建協木曽支部/恒例の事前講習ボランティア/「難しいけどうれしい」

2008/07/24 長野建設新聞

 県建設業協会木曽支部は23日、木曽山林高等学校において建設機械資格取得事前講習のボランティアを行った。講習を受けた生徒は「操作は難しい」と顔をしかめながらも、「事前にできることはうれしい」と語ってくれた。

 今回は、2年生7人がバックホーの操縦法について、始めに基本的なレバー操作を習い、次に土砂をすくい、移動する動きを繰り返していた。講師にあたった支部会員からは、「右手を引っ張る」「バケットは目の高さに」などの声がとび、生徒は真剣な面持ちでレバーの操り方と重機の動きを身体で覚えこんでいた。

 講習はこの日を初日に3日間の日程が組まれ、お昼からの半日それぞれ2人の会員が講師にあたる。同校では資格取得に励む生徒が多いものの、建設機械に関してもあくまで資格のひとつと考えているようで、ボランティア活動が若手技術者の育成に直結することは少なく、後継者不足解消とはいかないのが現状だ。

【写真:統合で木曽山林としては最後となる講習】


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