北陸地方整備局国営越後丘陵公園事務所(坪内昭雄所長)は23日、平成19年度完成分優良工事の表彰式を挙行。同事務所からは、㈱大石組が、事務所長表彰の栄誉に輝いた。
冒頭、挨拶に立った坪内所長は、「短期間の間に優れた工事を仕上げていただいた。これからも優れた技術を発揮し、一層のご活躍を願う」と述べ、拍手の中、大石組の大石保男取締役社長に表彰状を手渡した。
これを受けて、大石社長が「この度このような評価をいただき、心から御礼を申し上げる。本件工事は昨年3月に契約し、無事12月に収める事ができた。地方の建設業者として、これからもレベルアップを目指していきたい」と謝辞を述べた。
今回表彰対象となった工事は、長岡市親沢町地先における「野生ゾーン法面対策他工事」で、公園内の野生ゾーン一部開園に伴う斜面対策として施工された。約5カ月半という工期制約の中、途中「新潟県中越沖地震」に見舞われ、幹線道路の陥没被害にあったが、地震直後から迅速な復旧工法を検討提案し、卓越した管理能力により工事を完成させた実績が評価された。
【写真=受賞者全員で記念撮影】