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東京都八王子市

学校規模適正化へ鹿島・松が谷地域と館地域が検討俎上

2001/06/25 東京建設新聞

 東京都八王子市は、学校規模適正化について既に地元説明会を順次開催しており、統廃合の第1段階として鹿島・松が谷地域と館地域で実施する方針を示した。

 鹿島・松が谷地域では、鹿島小・三本松小・松が谷小を統合。14年度に三本松小の増築及び改修工事を行い(仮校舎は現・鹿島小)、15年度に供用開始。改修はコンピュータルーム等の設置ほか、耐震補強や屋上防水、内外改修などが考えられる。一方、館地域では上館小と殿入小を統合。上館小を統合校として14年度に増築、補強等を進める。両地域ともに廃校施設として残る校舎・校庭については、住民の意見を参考にして活用策を検討する。

 第2段階としては、寺田地域と中山・鑓水・上柚木地域の統廃合を掲げる。寺田地域は、寺田小の児童数の推移を考慮に入れながら推進。中山・鑓水・上柚木地域は、周辺数校の児童数の推移も考慮に入れながら、実施に向けて検討する。

 市の学校適正化方針では、検討対象として小学校10箇所及びこれに関連する箇所、中学校4箇所を挙げ、この中から通学距離や児童数の増加を考慮に入れて7箇所を適正化対象から当面除外し、検討を進めている。



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