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日本光電が第2工場を建設

2008/07/25 群馬建設新聞


日本光電工業(東京都新宿区西落合1―31―4、荻野和郎社長)は、富岡市富岡小船東2027―1ほかで第2工場の建設を佐藤産業(富岡市富岡1769電話0274―62―3351)の設計・施工で進めており、稼動は10月になる予定だ。

建設される建物の規模は、S造2階建て、延べ床面積は約1万0000㎡。生産能力は、ボード実装で約60万枚/年間となり、約25%の増産が可能となる。

総投資額については、約7億円となる見込みだ。

今回の第2工場の建設は、近年のAED(自動体外式除細動器)の需要の増加や海外事業の拡大などに対応するもので、当面はプリント盤の実装ラインが1ライン増設され、さらに第一工場の4ラインが移設されることから、合わせて5ラインが今年度の9月から稼動する。

富岡工場からプリント板実装部門を移設し、医療機器の構成ユニットの生産工場とする第2工場の稼働後は、富岡工場では第2工場から構成ユニットの供給を受け、製品組立から検査、包装・梱包、出荷作業を行う方針だ。同社では、両工場が密接に連携を取り、生産から出荷までをトータルに行うことで、高い品質とスピーディな生産を維持するとともに更なる生産効率の向上を図る。


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