茨城県稲敷郡桜川村と江戸崎町の2者では、小野川の旧古渡橋を架け換える計画でいる。境界に位置することから、事業費を分担し整備を進めていくが、実際の工事は桜川村で発注する。今後、早くて10月にも橋台1基分の整備工事が発注される見通し。総事業費は6億1、500万円。
13年度分の負担金について、当初予算で桜川村が8、000万円、江戸崎町が4、400万円を計上していた。
規模については、橋長が133m、幅員が6・75mで計画。もっか茨城県技術公社で国庫補助の認可設計と詳細設計をまとめている。基本設計は構造技研。
今後、早くて10月にも橋台1基分の工事を発注する見通しだが、工期的に見て年度末までに竣工しないため、負担金を減額措置し、次年度に実際の工事を繰り越す考えだ。
14年度以降は現橋の撤去工事と併行して橋台の整備を進めていくが、上部工の発注は17年度ごろになりそうとしている。撤去工事については茨城県が行う。
現在、小野川には新古渡橋が新設されているが、桜川村道2-10号線上の旧橋についても住民らから架け換えの要望が多かったことから計画した。