ＪＣＭ（ジャパン・コンストラクション・マネイジメント）を広く手掛ける希望社（岐阜市茜部本郷１－６３－３、桑原耕司社長）は、見積もり参加企業の登録を随時行っている。

　ＪＣＭとは、事業発意の段階から、素人である建築主に代わりプロジェクトを統括・運営するサービス。具体的には３０から５０もの専門工事工種ごとにサブコンから大量に見積りを徴収。サブコンと価格折衝を行い、コストと技術力で選定する。ゼネコンの請負費のうち約７５％はサブコンへの外注費のため、専門工事を安く調達し大幅なコストダウンを図り、安く良い建築物を提供する「現代の棟梁」の役割を担う。

　見積もり参加登録すると、１工事発注説明会などの情報案内２希望社発行の建築情報誌を送ってもらえる。登録費用は年間５、０００円、毎年３月末に更新する。登録にあたっては、会社名、登録業種、見積り可能な営業エリアなどを書き込む。見積り参加工種は建築にかかるほぼすべてとし、６６におよぶ。

　なお、２５日にはさいたま市で鉄建建設の依頼を受け、与野本町マンション（住宅３１戸）新築工事の説明会を行い、１２５社が参加し、民間建築の市場が冷え込んでいることもあり情報を聞きつけ関心の高さがうかがえた。

　問い合わせ・申込みは、広報部、電話０５８－２７２－９１７９、ファックス０５８－２７２－５８５０まで。