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埼玉県さいたま市

JR武蔵野線武蔵浦和駅周辺再開発事業7-1街区、9月にも業務委託

2001/06/29 埼玉建設新聞

 JR武蔵野線武蔵浦和駅周辺再開発事業のうち、組合土地区画整理事業での整備を計画している7-1街区で、埼玉県さいたま市は、6月定例議会に上程している本予算案に基本計画策定業務委託費を盛り込み、9月にも業務を委託する。業務では土地利用計画をまとめるとともに、地元住民らによる組織づくりを進める。事業対象面積は5・2haで、JR線沿いにはテナントゾーンを設け、商業施設を誘致し、周辺には中高層住宅、戸建て住宅ゾーンを設定する計画。地元合意形成、テナントゾーンの進出企業に見込みがつき次第、都市計画決定の手続きに入りたい意向だ。

 7-1街区は、白幡5丁目ほか地内の7・2haのうち、大谷場在家線沿いのNTT埼玉ラインマンセンター浦和サービスセンター、聖みどり病院を除く5・2haが事業計画地。ここに、商業、住宅を配置する。

 土地利用計画は、周辺地区の再開発事業が商業・業務系のビルで整備していく方針でいることから、都市計画道路武蔵浦和駅東口1号幹線沿線にはテナントゾーンを設定し、商業・業務系を誘導、駅前地区にふさわしい施設を整備。

 テナントゾーンから東側は、中高層住宅を整備し、笹目川方面に向って戸建て住宅用地とする。

 区画整理による公共施設は、地区南側の沼影白幡線(W20m)は中心線から半分を整備し、残りは街路事業で整備。また、テナントゾーン脇には補助幹線道路の整備が計画されている。

 公園は地区面積の3%を確保し、調整池は地下式となるもよう。

 同地区は12年度に土地利用計画調査を財団法人・区画整理促進機構を通じオオバ(目黒区)が作業を進めてきた。

 7-1街区は周辺は、大谷場在家線、JR線を挟んでライブタワー、ラムザタワーが完成している。



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