前橋市朝日町内の前橋赤十字病院は25日、病院の建て替えに関して検討を行うための第１回審議会を開催した。審議会は、茂原璋男副知事、高木政夫前橋市長、松浦幸雄県市長会長のほか、医療関係者など委員16人で構成されており、今回は病院側から現状などについての説明が行われた。

同病院は最も古い建物で建築から30年以上が経過し老朽化が進んでいるほか、駐車場が不足しているという現状もあり、さらに救急医療や災害医療などのニーズに対応するため十分な広さを備えた新施設が必要になっている。審議会では、建替が必要なのかどうか、また新施設を建設する場合には、どの場所が適切なのか、移転も含めて検討を進め、年内までには報告書をまとめる方針。次回の開催日などは未定。審議会の事務局は日本赤十字群馬県支部が担当している。