記事

事業者
民間工事情報

県内S16社を指名/特別養護老人ホーム峰林荘の増改築

2008/09/03 日本工業経済新聞(茨城版)

 (福)峰林会(守谷市野木崎)は、特別養護老人ホーム峰林荘(野木崎1931)の増改築で、工事入札に向けた参加業者(県内S級16社)を指名した。今月6日の理事会で承認を得て入札日を決める方針。今年度と来年度で2期に分けて、延床面積3302・33㎡を増改築する。設計は㈱増山栄建築設計事務所(土浦市荒川沖東)。


 峰林荘は昭和49年に開設。その後、老朽化が著しいことから施設の増改築が計画された。現在は、入所60床、ショートステイ10床の計70床。さらにデイサービス30人の規模で在宅支援のための事業を展開している。

 改築する施設は入所40床をメーンとし、旧館は解体する方針。比較的新しい施設(新棟)を残して入所20床などの施設として利用する。

 工事は、今年度に施設の増築を進め、来年度には改築を行う2期で計画。

 そのうち第1期では、ユニット棟やデイサービス棟のS造2階建て延床面積1766・78㎡を増築。エレベーター1基、スプリンクラーも設置予定。早ければ9月ごろ着工し、来年2月竣工を目指す。

 続く第2期は、ショートステイ3カ所を含む管理棟の改築で、規模がS造平屋建て延床面積612・75㎡。来年3月末から4月ごろに着工し、同9月完成を見込んでいる。

 総事業費には約5億円を想定しているが、資材高騰で流動的。このうち約9400万円が県から補助される見通し。


紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら