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茨城県水戸市

11校の耐震診断に6836万/9月補正予算案

2008/09/05 日本工業経済新聞(茨城版)

 水戸市(加藤浩一市長)は、3日開会の市議会第3回定例会に、一般会計に1億1233万1000円を追加する9月補正予算案を提出した。主な補正には、学校耐震補強事業で小学校の校舎9校と屋内運動場2校を対象とする耐震診断委託費に6836万円を計上。このほか、水戸八幡宮(八幡町)の本殿防災設備改修事業補助に154万2000円、特別徴収に係る基幹業務システム改修関係に2625万円の事業費と21年度までの継続費5250万円を設定した。

 市内小学校の耐震診断事業には、国庫補助2475万1000円、一般財源4360万9000円合わせて6836万円を追加。当初予算で計上していた3500万円と合わせ今年度の関係予算は1億336万円となった。

 対象となる小学校は、校舎棟のみが上大野小、渡里小、酒門小、石川小、赤塚小、山根小、千波小、笠原小の8校。屋内体育館のみが寿小1校となるほか、下大野小では校舎棟および屋内体育館について診断を実施する。今補正予算が市議会で可決され次第、10月中にも業務を委託し、今年度末までの完了を目指す。

 そのほかの補正では、水戸黄門ふるさと基金積立金に1100万円を予算化した。

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