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群馬県建築住宅課

富岡合同庁舎移転新築-7月下旬にも犬拘留施設等工事発注

2001/07/06 群馬建設新聞

 富岡合同庁舎移転新築工事で13年度、群馬県建築課は7月下旬にも犬拘留施設等工事を、8月以降に駐輪場、犬拘留施設と駐輪場等の電気と機械設備、2工区に分けた植栽工事をそれぞれ発注し、年度内の完成を目指す。

 先行して工事が発注される犬拘留施設は、施設規模がRC造平屋建て(一部2階建て)、延べ床面積91・8㎡となっており、駐輪場がRC造+W造平屋建て、延べ床面積20・09㎡。また、植栽は、既存の植木などを移植するほか、低木でコグマササ、ツツジ、高木でイロハモミジなどとなっている。

 この庁舎は、県土木部が11年度試行的に設計段階での部内VE方式を行い、意匠関係で、中庭の外壁面の使用材料を検討した結果、連窓にすることなどによってコストダウンを図るとともに、電気・機械関係などでもコストを縮減し、機能を損なわないでトータル約9、000万円を削減した建物となっていることが特徴。

 移転先は、一ノ宮地内の敷地1万4、563㎡で、施設規模は、S造地下1階、地上3階建て、延べ床面積6、970・73㎡となっており、内部には、行政事務所、保健福祉事務所、農業総合事務所、土木事務所などが入る。

 なお、設計は、石井設計(前橋市)がてがけ、建築主体が岩井建設・タルヤ建設・湯川工務店JVが13億7、500万円(税抜)、機械設備を石田建材工業・三洋関東設備機器・興亜JVが4億6、000万円(同)、電気設備を湯井電気・井戸沢電機・コシバ電機JVが1億9、996万円(同)でそれぞれ受注している。



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