群馬県高崎土木事務所は、主要地方道高崎万場秩父線の拡幅改良に伴い諏訪橋の架け替えを計画、29日に詳細設計を入札執行し、冨永調査事務所(高崎市石原町3207-1、電話027-323-9933)が請け負った。
同橋は、中山川を跨ぐ構造物で道路拡幅による河川の付け替えに伴い架け替えるもの。既設橋は、橋梁形式だが今回の設計条件によると新橋はボックスカルバート(L130m)としている。ただ、設計のなかで橋梁形式に変更する場合もあるとしている。
工事については、この変更の有無にもよるが見直しがなければ用地取得にメドがついていることから13年度に発注する考えでいる。同線は、中山峠を通過して高崎市と藤岡市を結ぶ幹線で現在事業化しているのは高崎市寺尾町~吉井町南陽台までの3、100m。沿線には、民間が開発した城山住宅団地、南陽台住宅団地があり、相互交通量も増えている。12年度末の工事進捗は約80%。このうち、起点側の一部は付け替えとなり12年度に完成、今回の施工箇所は市斎場入口付近にあたる。