県内の鉄道網の活性化を図るため、県内外の有識者から幅広い提言を得ることを目的とした群馬県鉄道網活性化研究会を設置した県交通政策課は、県内鉄道網の現状把握や課題の整理、路線ごとの実地調査などの業務を指名型プロポーザル方式でパシフィックコンサルタンツ群馬事務所(前橋市)へ委託した。平成年3月末までの履行期限で作成を進める。
同研究会は、鉄道網の活性化のため県内外の有識者からハード・ソフトを含めた幅広い提言を得ることを目的としており、メンバーには、大東文化大学経営学部の今城光英教授をはじめ、東洋大学工学部の須長誠教授や交通ジャーナリストの鈴木史彦氏、高崎経済大学地域政策学部の戸所隆教授、前橋工科大学工学部の湯沢昭教授などが名を連ねている。
今後のスケジュールとしては、月後半に第2回の研究会を実施。月に第3回、月に第4回をそれぞれ開催し、年度末にハードおよびソフト両面からなる最終報告案を取りまとめる方針だ。