公共工事に係る暴力団等排除連絡会・越谷地域連絡会(会長=小倉一夫越谷県土所長)、杉戸地域連絡会(会長=平井順一杉戸県土所長)は、春日部地方庁舎3階大会議室で、不当要求防止責任者講習を開催した。
講習会には、両連絡会の事務局である越谷県土・杉戸県土管内の公共工事を所掌する県の地域機関および市町の職員71人が参加した。
埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センター次長の須藤勇生警視、事業第二課長の持田実警部を講師に招き行われた。講習は、不当要求に対する心構え、対応の基本など多岐にわたる内容であり、特に5月に改正された暴対法の内容について、行政庁などに対する暴力的要求行為を拡充するものであるため、参加者は熱心に聞き入っていた。
講師は「一人で対応しない。組織として対応することが大事。また、暴追センターや警察署との早期の連携が大切。そのためには、不当要求に関する情報を皆で共有することが必要」と強調。
今後は、19年度に引き続き、年度内に実践型研修を実施する予定。
【写真=講習に熱心に聞き入る参加者】