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山梨県都留市

ブレーンズに設計委託/都留文科大正門改修事業/都留市

2008/11/01 山梨建設新聞

 今年度から都留文科大学内施設の整備を進めている都留市はこのほど、大学正門改修工事の設計・管理業務をブレーンズ(笛吹市)に委託。納期を12月25日としている。

 同工事は、歩行者と自動車両方が利用している大学入口付近の道路を、安全確保のため歩行者用と自動車用に分けるもの。植え込みの拡張や休憩スペースの設置のほか、駐車場出入口の移動などを行う。道路の改良工事後は、これまで同大学に無かった正門の設置も行う。

 このほか1号館家庭科実験室を、99人規模の普通教室に使用するための改修を行う。壁や床の改修及び教材やホワイトボードなどを購入する予定。

 同市では教育環境の充実した街「教育首都つる」のブランド化を推進しており、まずは市の教育施設の中核を担う同大学の改修を、今年度から6カ年計画で行う方針。今年度はこれまでに、屋体の耐震化や1・2号館通路の段差改修などを実施している。

 21年度には美術研究棟の耐震補強や本部棟階段のバリアフリー化などを予定。美術研究棟耐震補強の設計は、山口一級建築設計事務所(都留市)が手掛けている。


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