県企画課は高度情報化拠点整備事業で、民間整備事業者の選定や契約をサポートするコンサルタント業者を、八千代エンジニヤリング(東京都新宿区)へ2488万5000円で委託した。工期は21年12月31日まで。この整備事業者選定・支援業務は4者指名のプロポーザル方式で行われ、適格性や技術力などで高い評点を受け、最高点だった同社を特定した。
同事業はJR甲府駅北口県有地9062㎡に情報通信産業の先端企業施設や公共公益サービスの提供施設などを整備し、知的創造、情報の発信、産学官の連携などにより、地域の活性化と産業振興を目指すもので、同敷地内に設置される新県立図書館とあわせ高度情報エリアを形成する。
今年度下期から整備業者選定の準備作業に入り、21年内に整備事業者の決定・契約締結という方針を明らかにしていた。 これに伴い、募集要項の作成や民間事業への意向調査など、整備事業者選定へ向けた本格的な準備作業に着手するため、9月補正予算で1700万円の予算を確保したほか、21年度債務として1000万円を設定していた。