群馬県高崎土木事務所は、箕郷町善地地内の烏川支川浦川において展開している火山砂防事業に伴い橋梁2基の架け替えを計画、13年度は福神橋の工事を実施する。
同橋は、県道橋に架かっており12年度に詳細設計を横田調査設計(高崎市山名町606-5、電話027-346-5275)が作成。
新橋は、橋長約13m、幅員8m(有効9・2m)のPC中空ホロー桁で、橋台は逆T式。工事は、渇水期からの着工となるが発注自体は上期執行率を高めるため9月の入札執行となりそうで、下部工(護岸工、床固工含む)と上部工に2分割する。
また、残る下善地浦川橋は箕郷町が管理する町道橋だが、火山砂防による護岸整備の一環として県が架け替えるもので、13年度は詳細設計を作成。このほど同業務を入札執行し、横田調査設計が受注した。新橋は、橋長約13mのPC中空ホロー桁形式の1スパン橋で、橋台は逆T式。また、幅員については全幅6・2m(有効5m)となる。工事は、予算確保にもよるが14年度の実施が期待される。