林道八日見線の開設事業を推進する県秩父農林振興センターは、年末頃に尾ノ内工区(補正分)の発注を計画している。
同線の開設は、西秩父横断林道構想の一環として計画され、平成二年に事業化された。総延長は約三四、〇〇〇mで幅員は五・〇m(トンネル部七・〇m)、平成二〇年の開通を目指している。小鹿野町河原沢地内の国道二九九号線から、両神村で県道両神小鹿野線、県道薄小森線と交差し、大滝村の中津川地内で県道中津川三峰口停車場線にタッチする。
昨年度までに二、五六三mが完成し、今年度は小鹿野町の尾ノ内工区(二七九m)と両神村の日向大谷工区(トンネル掘削三四一m)で工事が進められている。
尾ノ内工区の補正分は一九〇mで、当初予算で実施されている同工区の工事完了後に入札が行われる予定。