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茨城県水海道市

水海道駅自由通路設置工事-9月にも関東鉄道に委託

2001/07/26 日本工業経済新聞(茨城版)

 茨城県水海道市は、総事業費約5億円を投入し整備を進める関東鉄道常総線水海道駅自由通路について、国の補助内示を待って9月ごろにも関東鉄道に随意契約で工事委託する方針だ。詳細設計は昨年度、八千代エンジニアリング(株)(水戸市城南2-5-19)が作成した。

 この事業は、常総線水海道駅の南口と既存の北口を連絡し、容易に行き来できるよう歩行者の利便性を図るため計画されたもので、駅舎から守谷方面に約100m離して設置し、北口駅前広場と南口交通広場を結ぶ。

 通路の工事規模は、延長47m、幅員5m。両側にはバリアフリーに配慮しエレベーター2基を設置するほか、通路部に円形、階段部には三角形の屋根を設けアルミハニカムパネルにより太陽光を効果的に取り込むなど防犯面にも考慮されている。また、将来的な駅舎の橋上化も視野に入れた設計となっている。

 予定では、国の交通結節点改善事業として補助認可の内示を待って9月頃にも関東鉄道に工事委託する考え。工事は単年度施工で、工期は約180日を見込む。

 詳細設計及び地質調査は、八千代エンジニアリング(株)が担当した。

 なお、今年度当初予算には、街路事業の自由通路建設工事委託費として4億9、660万円を計上している。

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