群馬中央総合病院(田代雅彦病院長、前橋市紅雲町1―7―13電話027―221―8165)は、隣接する旧ぐんま社会保険センターの全面改築工事を進めている。施工は、鹿島(東京都)が担当している。
同工事は、旧保険センターを各種健康診断を行う「健康管理センター」として活用するために行っているもので、内部を全面的に改装し、レントゲン室や心電図室、エコー室などを設ける。オープンは来年4月を予定している。建物規模は、RC造2階建て、延べ床面積約2200㎡。設計は、石井設計(前橋市)が担当している。
現在、同病院本館別棟にある健康管理センターは建築から30年近くが経過し、老朽化が進んでおり、さらにレントゲンカメラのデジタル化などを行うために同工事を計画した。改築費は約4億円、設備更新費で約1億円を見込んでいる。
また、現在の健康管理センターについても今後、利活用していく方針。現在までに具体的な利用法は決定していないが、同病院では来年度以降も継続して施設の改築を進めていくとしており、健康管理センターの改築から取りかかりそうだ。