地域振興整備公団水戸特定再開発事務所は、茨城県水戸駅南口地区特定再開発事業で「ペデストリアンデッキ(Ⅰ)工事」(鋼橋上部・下部工)にこのほど着工した。施工は大成建設(株)・日本鉄塔工業(株)JVで、請負額は7億6、650万円。工期は280日間。
引き続き、同デッキの機械設備および電気設備工事、橋面舗装工および高欄工を第3四半期に発注の予定。
ペデ(約0・5ha)は、JR水戸駅南口と同南口の都市計画道路を結ぶ計画で、駅前広場(約1・1ha)と一体的に建設する。地上部(ロータリーなど)とは、エレベーターやエスカレータ、階段などで結ぶ。
今回着工したのは①鋼橋上部工(鋼床版箱桁橋、RC床版鈑桁橋、鋼重量約580t)②鋼橋下部工(鋼製橋脚工、鋼重量約200t)③基礎工(場所打杭、径3・0m×12基、打設L285m)およびPHC杭(径0・5m×6基、L150m)。
今後、設備関係などを第3四半期に発注・着工し、来年8月に開催する茨城高校総体(インターハイ)までに一部供用開始の予定。
設計監理は(株)オリエンタルコンサルタンツ(東京都)が担当。
なお、今後の同デッキ関係の発注予定は次の通り。
▼ペデストリアンデッキ(Ⅱ)工事=機械設備工事(エレベーター2基、エスカレーター2基)、工期約6か月間
▼ペデストリアンデッキ(Ⅲ)工事=電気設備工事(受変電設備一式、分電盤一式)、工期約6か月間
▼ペデストリアンデッキ(Ⅳ)工事=土木工事(橋面舗装工約2、000㎡、高欄工一式)、工期約6か月間